楽天モバイルといえば「業界最安値」をうたい文句としていることは、皆さんご存知でしょう。
楽天モバイルにはそのようなメリットもあり、現在、契約回線数700万と上り調子で、どんどん増えている状況です。
そんな楽天モバイルですが、メリットばかりアピールしていますが、「デメリットはどうなっているの?」と思われる方ももちろんいるでしょう。
もちろんメリットがあるなら何かしらのデメリットは当然あります。
そんな方々のために、この記事では下記のようにデメリットをまとめました。
楽天モバイルのデメリット
- 大手キャリアより通信速度が多少遅い
- 一部地域では繋がりにくい
- 屋内や地下で電波が届きにくい
- Rakuten Linkアプリを使わなければ、電話料金無料にできない
- データ利用量で料金が勝手に変わってしまう
この記事では上記デメリットや楽天モバイルのお得な情報についても詳しく解説しています。
この記事を読めば、楽天モバイルを契約しても良いのか判断できるはずです。
2021年のマイホーム購入をきっかけに、本気で貯蓄を開始。
マイホーム、自動車ローンがありながらも倹約、キャッシュレス決済、投資を駆使しマイナスだった家計をプラスに転換。
節約としてスマホキャリアの乗り換えにもチャレンジ。今までau、HISモバイル、mineo、楽天モバイル、povoといったキャリアへ乗り換え。
結果的に夫婦で年間13万円程の節約に成功。
今ではpovoと楽天モバイルのデュアルSIMを契約。楽天モバイルは3年以上絶賛契約中。
楽天モバイルとは
皆さんご存知と思いますが、楽天モバイルは楽天グループの携帯電話事業です。
そのため楽天モバイルの親会社は楽天です。
そのため楽天モバイルを契約することで、他の楽天サービスをお得に使えたり、楽天ポイントが通常より大幅に貯まるなど、たくさんのメリットがあります。
ただ、公式サイトを見ても当然、メリットのことについてしか記載がありません。
当然ものごとにはメリットがあれば、デメリットもあります。
ここからは本題の楽天モバイルのデメリットについて、詳しく解説していきます。
楽天モバイルのデメリット
先ほども書いたようにメリットがあるものには、たいていデメリットがあります。
はじめに私の考えを言っておきますと、普段の生活圏内で繋がるようであれば、料金を考えると楽天モバイルをおすすめします。
理由は後ほど、私自身の楽天モバイルを使った感想で説明します。では早速デメリットを見ていきましょう。
楽天モバイルのデメリット
- 大手キャリアより通信速度が多少遅く感じる
- 一部地域では繋がりにくい
- 屋内や地下で電波が届きにくい
- Rakuten Linkアプリを使わなければ、電話料金が無料にならない
- データ通信使用量で料金が勝手に切り替わる
大手キャリアより通信速度が多少遅く感じる
au、docomo、Softbankら大手キャリアと比較すると、使う環境によっては楽天モバイルは多少通信速度が遅く感じるかもしれません。
ですが、実際に私が3年間使っている経験からすると、とてもストレスを感じるという程でもありません。他の格安SIMと比べると断然速いと感じます。
さらに自社回線ということもあるので、昼時など回線の利用が集中する時間帯でも、他の格安SIMと比べ、通信速度がそれほど遅くなることがない印象です。
どちらかというと、大きなデメリットと感じるのは、これ以降に解説する繋がるエリアや屋内での繋がりにくさですね
一部地域では繋がりにくい
楽天モバイルは独自の通信回線を使っており、まだ大手3大キャリアほどのエリア拡大ができておらず、一部地域ではつながりにくい状況にあります。
ただ私としては、3年ほど実際に使っている中で、そんなにつながらなくて困りに困った。「楽天モバイルなんか解約してやる」などと思ったことはありません。
私も地方在住ですが、そこまで田舎でもないということもあるという可能性もあります。
屋内や地下で電波が届きにくい
楽天モバイルは、まだ全ての地域でプラチナバンドが開始していないため、屋内ではつながりにくい状況になることもあります。
私は名古屋市のすぐ隣の市に住んでますが、外では快適に使えていても、自宅では圏外になってしまうことがありました。
今では基地局の改善が進んだようで、自宅でも繋がるようになりました。
今後徐々にプラチナバンドの展開が進んでいくので、将来的にこのデメリットはなくなっていく予定です。
Rakuten Linkアプリを使わなければ、電話料金が無料にならない
これは個人的にはデメリットではないと認識していますが、人によってはわずらわしいと感じるかもしれません。
電話アプリがただRakuten Linkアプリに代わるだけのイメージです。
ただ、少し音声がきれいに聞こえない等の評判を聞きますが、実際に私が使っている感想ではそんなに気になりません。
私は元々LINE電話を使っていたので、違和感は感じませんでした。
Rakuten LinkはLINE電話のようなものとイメージしてもらえれば想像がつくのではないでしょうか。
データ通信使用量で料金が勝手に切り替わる
こちらはデータ通信速度が急に下がらないメリットと相反するデメリットになります。
例えば.他の○GBまでというプランであれば、その分だけの料金しか掛からず、その後は通信速度が落ちることが一般的です。
それが楽天モバイルであれば、自動で料金帯が切り替わってしまいます。
そのため3GBの税込1,078円しか使わない気持ちで契約をしても、場合によっては3GB以上使ってしまい、結果として税込2,178円掛かってしまうということになりかねません。
これをデメリットととらえる方もいるかと思います。
そういった方は、料金帯が変わる3GBや20GBを超えないか、チェックをする必要が出てきます。
そういう方には下記の記事も参考にして下さい。
楽天モバイルを3GBで止める方法は?データ通信量節約で、通信料金も節約!
楽天モバイルのメリット
ここまでは楽天モバイルのあまり良くない面であるデメリットについて解説してきました。
ここからは皆さんご存知のこともあるかもしれませんが、良い面であるメリットについても解説していきます。
このメリットと先ほどのデメリットを理解した上で、契約してみるか判断して頂ければと思います。
楽モバイルのメリット
- 料金が使った分で切り替わる(シンプル)
- データ使用量無制限&かけ放題の料金が安い
- 自社電波による回線の安定化
- eSIMに対応している
料金が使った分で切り替わる(シンプル)
楽天モバイルでは楽天最強プランの1プランのみなので、料金設定がとにかくシンプルです。
使った分だけ料金帯が切り替わっていくので、契約時に各料金プランを確認して自分に合ったものを探すといった、面倒なことが不要です。
料金帯も下記3つしかないのもシンプルで魅力ですね。
楽天モバイルの料金帯
- 0~3GB:1,078円
- 3~20GB:2,178円
- 20GB以上:3,278円
※上記は全て税込価格
さらに次にも解説しますが、料金設定が安いという点もおすすめできる点です。
ただし、デメリットでも言ったように、勝手に切り替わるので、自分は3GBくらいしか使わないだろうと思っていたら3GB使ってしまって、2,178円掛かってしまうこともあるので注意が必要です。
データ使用量無制限&かけ放題の料金が安い
楽天モバイルはどれだけ使っても料金が最大税込3,278円しか掛かりません。
つまり、毎月3,278円だけでどれだけでも動画視聴やゲームなどが問題なくできます。
さらにRakuten Linkのアプリを使えば、24時間無料で通話かけ放題になります。
このRakuten Linkのサービスはオプションではなく、無料でついて来るので、税込3,278円でかけ放題、使い放題の料金プランとなります。
楽天モバイルがよく宣伝している業界最安値は、このデータ使い放題、電話かけ放題の料金のことです!
自社電波による回線の安定化
楽天モバイルは、他の格安SIMのように3大キャリア回線を使っているのではなく、自社回線を使っています。
そのため他社のようにお昼など回線利用者が集中する時間帯になったからといって、格安SIM程は通信速度が遅くなることがありません。
ただし他のauやdocomo、SoftBank程は通信速度は速くない場合もありますし、評判を聞いていると機種や場所に左右されることもあるようです。
もともとの圏外や電波の弱い場所では、常に電波が繋がりにくいのでご注意ください
eSIMに対応している
eSIMとはEmbedded SIM(埋め込み型SIM)の略語になります。
基本的にはスマホの場合、スマホにSIMカードを挿入することで通信ができるようになります。
このeSIMはネットでインストールするだけで利用開始することが可能な点がメリットです。
わざわざ契約してSIMカードを挿入する必要がないので、家にいながらいつ何時でも契約し使用スタートすることができますし、SIMのスロットが1つでもデュアルSIM(1つのスマホで2以上の回線を併用)にすることができます。
これは今では多くのキャリアが対応していますが、中には対応していないキャリアもあります。
このeSIMがあることから、デュアルSIMで1つのスマホで2つの回線を使うことができるようになります。
楽天モバイルのデュアルSIMの使い方やメリットについては、下記記事に詳しく記載していますので、ご興味があればご覧ください。
楽天モバイルはメイン回線、サブ回線両方で使える!メリット、デメリット!
楽天モバイルを3年以上使った感想
感想としては使っていて全然ストレスは感じないと言うのが結論です。
なぜなら私のキャリア選びで求めるところは、下記の3点だからです。
私エコるかのキャリアを選ぶポイント
- データ通信料金(10GB前後)
- ネットの繋がりやすさ
- 通信速度(特に昼、夕方)
楽天モバイルは上記の私が求める点を満たしているので、楽天モバイルを使っています。
皆さんも自分が求めるポイントがわかったら、その求めるものに合ったキャリアを選んでくださいね。
スマホキャリアの選び方は下記に記事にしてあります。迷っている方はこちらもご覧ください。
楽天モバイルってどれだけ安くていいの?他社キャリアと徹底比較!
他にも私の感想としては、今まで料金を優先して格安SIM等も使って来ましたが、会社の昼休みの時間帯に通信速度が低下してしまうことがストレスになってしまい、やめてしまいました。
その点、楽天モバイルも全然通信速度が下がらないかと言えば、下がらない訳ではありませんが、ストレスにはならない程度です。
時折田舎に行くとネットが繋がりにくくなってしまうことも、年に2、3回程度ありますが、その程度です。
ちなみに、どうしても今ネットをしたいのにできないという状況になったときは、デュアルSIMでpovoを設定しているので、そんなときはpovoを使います。
ここでデュアルSIMに興味を持った方は下記の記事ものぞいてください。
楽天モバイルはメイン回線、サブ回線両方で使える!メリット、デメリット!
他の人の楽天モバイルを使った感想
楽天モバイルに関するx投稿を集めました。まずは良い評判からです。
楽天モバイルの良い評判
楽天モバイルのXの良い評判をまとめると下記のようになります。
楽天モバイルの良い評判
- 電波が結構つながる(ドコモより)
- 電話かけ放題、データ使い放題が安い
- ストレスになるほど通信が遅くなる訳ではない
- 楽天モバイルと契約すると無料でNBAが見れる(パリーグの試合も)
では実際にXの投稿を見てみましょう。
料金面での良い評判が多いです。
やはり業界最安値という点が魅力ですね。
また悪い評判である電波が繋がらないということとは逆で意外と繋がるという意見も結構ありました。
楽天モバイルの悪い評判
楽天モバイルの良くない評判をまとめると下記の通りです。
楽天モバイルの悪い評判
- 料金は安いが電波が悪い
- 一部の田舎では電波が悪い
- 地下での電波が悪い
- 昨日まで大丈夫だったのに電波状況が悪化
やはり繋がりづらいという意見が大多数を占めますね。良い評判では、以外と繋がるということと逆ですね。結局は地域によるということですね。
楽天モバイルの他社との違い
楽天モバイルと他社との大きな違いは、下記2点です。
楽天モバイルの他社との違い
- 電話かけ放題、データ使い放題の料金
- 1プランでデータ使用量に応じて自動切り替え
どちらも楽天モバイルの強みになります。
特に電話かけ放題、データ使い放題の料金は業界最安値となり、最も大きな違いと言えます。
1プランについては、契約時に最適なプランは何かという点で迷う必要がなくなります。
低料金を求めていたり、プラン選びが苦手な方に楽天モバイルはおすすめです。
ただし、普段から楽天モバイルがつながるエリアで生活していないと、結局意味がありません。エリアは、下記の公式サイトから確認することができます。
各年代にお得な割引プログラムあり!
2024年10月時点で楽天モバイルには年齢層別に下記のようなプランがあります。
- 最強家族プログラム(家族全員)
- 最強青春プログラム(22歳まで)
- 最強子どもプログラム(12歳まで)
- 最強シニアプログラム(65歳以上)
最強家族プログラム(家族全員)
最強家族プログラムは一緒に住む家族、離れて住む家族、同居人まで対象となり家族プログラムの対象者全員が月額100円引きとなります。
さらに下記3つのプログラムも併用できますのでとてもお得です
最強子どもプログラム(12歳まで)
12歳のお子さんまで適用されます。
3GBまでなら通常税込1,078円のところが、100円引きの最強家族プログラムも合わせると、なんと税込528円相当となります。
※注意点1
最強子どもプログラムの割引分は楽天ポイントを440ポイントもらえるということになる点です。
実際に料金が440円割引される訳ではありません。
また3GBを超過すると110ポイントしかもらえなくなる点も注意です。
こちらは何GB使っても還元されるポイントは110ポイントで変わりません。
※注意点2
18歳未満の方が楽天モバイルを契約する場合、あんしんコントロールby i-フィルターという月額税込330円の見守りサービスを契約する必要があります。
それを加味すると、結局は月額税込858円となります。
最強こどもプログラムに関してもっと知りたい方は、下記公式サイトをご覧ください。
楽天モバイル最強こどもプログラムボタンリンク
最強青春プログラム(22歳まで)
最強青春プログラムは22歳までならば誰でも契約可能です。
最強家族プログラムとも併用が可能です。
こちらは22歳までなら楽天ポイントが毎月110ポイント還元されるというプログラムになります。
最強家族プログラムと併用することで3GBまでなら月額858円相当となります。
最強青春プログラムの詳しい情報は下記公式サイトをご覧ください。
最強シニアプログラム(65歳以上)
最強シニアプログラムのメリット簡単に言うと、
「15分かけ放題のオプション加入で楽天ポイントが毎月1,100ポイントもらえる」
そして下記「3つの安心パックが付いている」というプログラムです。
安心パックの中身
- 店舗でのスマホ操作サポート
- 迷惑電話メッセ―ジサービス
- ウイルス対策など安心のセキュリティ
それ以外にこちらも最強家族プログラムとの併用が可能です。
そのため最強家族プログラムを使えば、さらに100円引きとなります。
詳しくは下記公式ページをご覧ください。
楽天モバイルのお得なキャンペーン
紹介で入会すると紹介した人は7,000ポイント、紹介された人は13,000ポイントの楽天ポイントがもらえる
こちらの紹介キャンペーンを簡単に言うと、紹介した人は漏れなく7,000ポイント、紹介された人は、電話番号そのままの乗り換えで13,000ポイント新規契約:6,000ポイントもらえます。
最低でも合わせると13,000ポイントもらえます。
※ここだけは気を付けて
今回のキャンペーンはデータプランは対象外となります。
13,000ポイント欲しい方は、紹介された方は電話番号ありのプランにしてください。
このキャンペーンで紹介される側の方は翌々月末までにRakuten Linkアプリを利用する必要があります。
うっかり忘れてしまうと、ポイントがもらえなくなってしまうので本当に気をつけて下さい。
ちなみに、乗り換えではなく新規契約の方は6,000ポイントになってしまいます。
まとめ:楽天モバイルはデメリットはあるが生活圏内で繋がる人にはおすすめ
この記事では楽天モバイルのデメリットとメリットや評判お得情報について解説しました。
楽天モバイルにはある程度のデメリットがあるのは事実です。
今回紹介したデメリットがあなたにとって、どうしても許せないものであったならば、楽天モバイルははっきりと、おすすめしません。
ただし、メリットも確認した上で判断をして欲しいです。
デメリットよりもメリットの方が大きいと感じることもあるかもしれません。
そういった意味で総合的に判断してもらえればと思います。
個人的には、迷ったら日頃の生活圏で電波状況がよいようでしたら、楽天モバイルを使ってみることをおすすめします。
もし繋がらなかったら解約すればよいだけなので迷った方は下記公式サイトをご確認ください。
この記事を読んで頂いた方が納得できる選択ができることを願っています。